足柄サービスエリア（上り下り）おすすめグルメ＆お土産

東名高速道路「EXPASA足柄（足柄サービスエリア）」の、ここならではの美味しいグルメ、お土産、おすすめスポット等の情報を、上り線＆下り線それぞれに分けて紹介していきます。

 

EXPASA足柄 上り線（東京IC方面）

おすすめグルメ

レストラン時之栖の「しぞーかおでん」

足柄SA上りと言えば、レストイン時之栖という宿泊施設があるので有名ですが、サービスエリア内のホテル側付近にあるのが「レストラン時之栖（ときのすみか）」です。

名前から想像つくように、こちらはホテルの関連施設で、ホテル運営の飲食店という感じ。（ちなみに「時之栖」は、御殿場に実在するスポットで、イルミネーションや、日本一の高さがウリの噴水ショーで有名。他、日帰り温泉、ボルタリング、ホテルなどがある総合レジャー施設となっています。）

「レストラン時之栖」は、ちょうど、ビジネスホテル内にある定食屋さんのようなイメージで、「しょうが焼き定食」「鯖味噌定食」等の定番メニューから、「しらす丼」のような地元グルメ系の定食も用意。

こちらで食べれるおすすめグルメが「しぞーかおでん」。

「しぞーかおでん」は、「静岡おでん」のことで、地元なまりで発音すると、こうなるのだそう。

実はこちら、レストラン時之栖の食事でありながら、地元静岡で人気のお惣菜屋さん「天神屋」が提供しているもの。天神屋は、いわゆるお弁当屋＆お惣菜屋さんなのですが、天神屋の定番メニューが「しぞーかおでん」であり、お店の看板メニューになっています。

天神屋のおでんは、おでんを串に刺して提供する昔ながらの静岡おでんのスタイル。足柄SAでも、静岡内の天神屋と同じく、セルフスタイルで自由に自分で串ごと取れるようになっています。

肝心の具材は、静岡おでん定番の「黒はんぺん」の他、天神屋オリジナル「富士の白雪」などのユニークな具材も用意。

「おでん定食」注文の場合だと、お皿をカウンターにもらいにいき、おでんコーナーから、自分で好きなおでんを5本取って、ご飯や味噌汁と合わせて定食料理に。もしくは、他の定食料理を注文してから、おでんは1本づつバラで注文して、ちょっとだけおでんを楽しむ事もできます。

サービスエリアでやってしまいがちな「なんちゃってご当地グルメ」ではなく、ちゃんと静岡内で有名なお店が作るものが提供されているので、その味は折り紙付き。

トラックドライバーの運転手さんや、ツーリングするおじさま方など、ここの「しぞーかおでん」のファンも多いようですよ。

他のレストランや飲食店はどう？

では、他のレストランや飲食店はどんな感じなのでしょうか？

まず、もう一つのレストランである「富士山を望むレストラン Lotus Garden」さん。ハンバーグ等を中心とした洋食系メニュー多め＆ファミリー向けなお店です。

ハンバーグの評判はまぁまぁ良さそうだったのですが、西日本側ではあまり知られていませんが、静岡県民にとってハンバーグは、とても大切なソウルフードになっているため、「まぁまぁのハンバーグ」ではダメなのです。

ハンバーグをケンミンフードたらしめてる大きな理由が、静岡県だけに存在するハンバーグ専門のファミレス「さわやか」の存在。静岡県民だったら、ほとんどの人が一度は足を運んだ事のある有名店であり、静岡県内に複数店舗があるチェーン店でもあります。

夕飯はさわやかのハンバーグ！
100分以上待ってようやく食べられました〜😭

滅多に来れない静岡だから、このお店は絶対行きたいと思ってまして。
めっちゃ美味しかったです😚💨

ではこれで、安全運転で長野へ帰ります。 pic.twitter.com/WwDQxwTcco

— keita (@kei29_wrx29) March 12, 2022

牛肉の品質への強いこだわりがあり、輸送中に鮮度が落ちてしまうため、他県では絶対に出店しないそう。また同じ理由でネット販売等も行っていないため、ファミレスでありながら、静岡に行かねば食べれないご当地グルメになっています。

そんな有名店ですが、実は、足柄SAからすぐ近くの「御殿場プレミアムアウトレット」内に、普通に出店されています。車で10分弱でめちゃめちゃ近いです。

どうせだったら美味しいハンバーグを食べたい！という時には、サービスエリアからちょっとだけ足を伸ばし… 静岡が誇るレジェンド的なお店に行く方が良いのでは？と思います。

…さて。

ここまで足柄サービスエリアのレストランのついて紹介しましたが、次はフードコート内のご飯についても少し。

マクドナルド等の定番系のお店を除くと… ラーメン専門店とそば屋さんのお店が目を引きます。

ラーメン専門店の「らぁ麺 MORIZUMI」さんは、ミシュラン一つ星獲得のシェフがプロデュースしたとの事で、思わず期待しまうお店ですが、「美味しい！」という人もいれば「こんなもんか…」というコメントもちらほら。

サービスエリア内のラーメン屋さんとして見ると、レベルは高くても、 ラーメン好きな人からすると「普通の域を出ない…」という意見が多い様子でした。

そばや、カレーを提供する「御厨亭」さんは、ラーメン屋さん以上に辛口な意見が多め。「麺が柔すぎる」「カレーの肉が硬い」「肉が薄い」などの他、「業務用っぽい感じがする」という人も。

それでありながら、値段帯が1,000円超えるメニューが多く、一昔前のサービスエリアのご飯でありがちだった「値段は高いけど、大して美味しくない」という、悪い部分を引き継いでしまっているのかも…と感じます。

フードコートに関しては、今後に期待！ということで。

いでぼくの「ソフトクリーム」

続いて、スイーツ系のおすすめグルメを紹介。

「いでぼく」さんは、「井出種畜牧場」という、静岡県富士宮市にある牧場から出店されているお店で、牧場ならではの美味しいソフトクリームを食べる事ができます↓

みんながイメージする、牧場の美味しいソフトクリームそのもので、牧場ソフトならではの「絶対的なミルク感」が特徴。ミルクの香りをそのまま濃縮した味わいで、濃厚でありながらさっぱり系のソフトクリームとなっています。

ちなみに「いでぼく」さんの牧場がある現地では、牧場の一角で「ミルクハウス」という専門店も。

ミルクバー＆ジェラートのお店なのですが、特にジェラートの人気が絶大で、牧場の超新鮮な生乳を使った無添加＆高品質なジェラートを求めて多く人が訪れています。

牧場で出来たてのものしか出せないのか、残念ながらジェラートはサービスエリア店では販売されてない模様…。ミルク大好き人は、観光がてら「いでぼく牧場本店」を訪れてみるのも良いかもしれません。

（ちなみに、牧場は別ですが、下り線では富士ミルクランドさんによる「あさぎりミルク」というミルクジェラートが食べれます。）

おすすめお土産

足柄サービスエリアは、静岡県最後のサービスエリアであり、次のパーキングエリアの鮎沢PAからはもう神奈川県です。さらに位置的にも、どちらというと北側にある事から、山梨にもそこそこ近いエリア。

そのため、静岡県内のお土産品の他、神奈川県の西部エリア 小田原周辺のお土産品。そして、桔梗信玄餅などの山梨土産と、ほぼ3県のお土産が一同に集結しています。

そんな中、足柄サービスでおすすめしたいのは、シウマイ弁当で有名な崎陽軒さん↓

崎陽軒がサービスエリアで出店しているのは足柄サービスエリアのみ。後は関越自動車道の三芳パーキングエリアに出店があるだけで、高速道路内では他に崎陽軒の専門店はありません。

「たまに無性に食べたくなる！」と、ファンも多いお弁当ですが、 もともとは駅弁として有名になったお弁当であり、冷めた状態でも美味しく食べれるのも特徴。なので、当日に持ち帰って食べる分には、ちょうどいいお土産品にできるということ。

（※但し、シウマイ弁当は早めに売り切れやすいので注意！）

足柄SA内の崎陽軒では、その場でシウマイを蒸しているので出来たてのシウマイをバラで購入する事もできます。

また、ここならではの「シウマイまん」というメニューも。こちら、名物のシウマイを皮で包んだ一口サイズの中華まんです。シウマイまんは、普通の崎陽軒でもなかなか売っている所が少ないらしく、ある意味レアなメニュー。（予約すればどの店舗でも買えるが2〜3日かかるため面倒）

ただ、バラ売りしているシウマイや、シウマイまんに関しては、お弁当とは違って「出来たて熱々」がウリなので、お土産品というより「食べ歩きグルメ」として、その場で楽しむ方が良いかも。

ご飯系のお土産としてもう1点おすすめなのが、先程紹介したレストラン時之栖の「しぞーかおでん」も。こちらのメニュー、20本以上の注文で持ち帰り用に「おでん専用タッパー」を無料でサービスしてくれます。

ちゃんと蓋付きのタッパーになっているので、当日に自宅に持って帰れるようであれば、ご当地グルメの味を家でも堪能できる！…という、良い感じのお土産にできますよ。

注目スポット

レストイン時之栖（ホテル）

先に紹介したとおり足柄SAは「レストイン時之栖」という宿泊施設のあるサービスエリアです。

全国最大規模のハイウェイホテルで、シングル、ツインなどの一般的なビジネスホテルと変わらないレベルの部屋の他、和室のお部屋もあります。

ホテル内に大浴場もあり、こちらは「立ち寄り湯」として日帰り利用も可能。ただ、大浴場といってもお風呂の広さはそこそこなので、お風呂に過剰な期待はしない方が良さそう↓

写真を見てみると分かるとおり、かなりシンプルかつコンパクトなお風呂です。一般利用もできますが、どちらかというとトラック等の長距離ドライバーの利用者が多い様子。

ドッグラン

また、その他の目立つ施設としては「ドッグラン」もあります。

足柄の手前のサービスエリアである富士川SAにもキレイなドッグランがありましたが、足柄SAのドッグランも人工芝がしいてあるかなり清潔感のあるところ。

また、他のSA/PAのドッグランにない設備として、ワンちゃん用の滑り台や、ちょっとした階段なども。ただ平坦なドッグランではない「楽しめそうな仕掛け」がある所も魅力です。

ちなみに、上り線側は大型犬と小型犬は分かれいていませんが、下り線側は小型犬用のドッグラン、全犬種用のドッグランと2つに分かれています。小型犬を飼っている人は、下り線の方が利用しやすい事を覚えておくと良いかも。

その他の施設

足柄SAの設備面では、ぷらっとパーク併設のため一般道路側からの利用も可能。また、駐車スペースも31台分もあり停めれる台数が多め。東名には「まるで秘境のようなぷらっとパーク」もあったりする中、足柄の場合は「ちゃんと使えるぷらっとパーク」に。

他、EV急速充電スタンドが2台設置。こちらも設置されていても1台だけ…という場合が多いので、2台分余裕があるのは希少です。

そして、足柄SAはスマートICも設置されているので車での一般道路と高速道路の行き来ができます。

スマートICの出入り口はサービスエリア出口付近に集約。そのため、サービスエリアを利用した後でスマートIC出口に入り一般道路に抜ける事が可能。

そして、通常はNGなサービスエリアが多いのですが、スマートIC入り口から入った後には「スマートIC入り口から入った人向け」の駐車場が設けられているため、一般道からスマートIC入り口に入った後でサービスエリアを利用する事もできます。

ただし、実施に停めれる駐車場は…上の写真に見えるような右奥の箇所、6台分だけ（さらに大型車3台と兼用でもある）。

もしこちら埋まっていた場合、全ての道が逆走となるため足柄サービスエリアの利用はできません。

一般道からスマートIC入り口に入るルートで、確実にサービスエリアを使いたい場合は、スマートICに入る前に一般道側の「ぷらっとパーク駐車場」を利用する方が確実。 サービスエリア利用後に、スマートIC入口に進むルートがおすすめです。（NEXCO公式でもそのように推奨されています。）

 

EXPASA足柄 下り線（名古屋/小牧IC方面）

おすすめグルメ

富士見茶屋

足柄SA下り線でおすすめのグルメは、外のテイクアウト店 富士宮茶屋で販売されている「足柄ソース焼きそば」です。

この周辺地区のご当地グルメと言えば「富士宮焼きそば」が有名ですが、「足柄ソース焼きそば」はそれとは別物。

麺は、富士山の湧き水を使って作られたモチモチの蒸し麺。具材のキャベツは、箱根連山の西南… 関東ローム層の豊かな土壌と、標高50メートルの適度な日照量に恵まれた土地で作られるご当地野菜「箱根西麗三島野菜」のひとつ。

焼きそばの肝というべきソースは、1種類のソースではなくて、数種類のソースをブレンドした甘みのあるソースに。麺、野菜、ソースと それぞれの材料にこだわった焼きそばで、足柄サービスエリア限定で販売されています。

（各種メディアにも度々 登場している人気のメニュー。）

その他のご飯系グルメは？

足柄SA上り線は「しぞーかおでん」のような、ここならではの名物グルメがあったものの、下り線ではそういったメニューは少なめ。 このグルメがおすすめ！と自信を持って紹介できる所は、正直あまりありません。

家族で行きやすそうなレストランやフードコートは揃っていますが、店舗によって「当たりハズレ」が存在。一見、メジャーそうに見えるお店が実はイマイチ… だったりもします。

そこで、ココイチやロッテリア等の全国的にメジャーなお店以外で、それぞれの店舗の情報（評判や口コミ）を全部まとめて紹介します↓

とんかつ新宿さぼてん	フードコート内のお店の中では、もっとも高評価。珍しさは、まったくないものの、いつもと変わらないサクサクの美味しいトンカツを食べれる。 安定の味を提供してくれる安心感。ロースカツカレーも評判。「土地のもの」にこだわらないのであればおすすめ。
足柄麺処	讃岐うどんの専門店。 丸亀製麺等と比べると、麺のコシはそこそこで弱めな感じ。どちらかというと、もちもちとした食感のおうどん。普通に美味しいけど、本格讃岐のコシを求めるなら候補外。「桜えび天うどん」は高評価な口コミ多め。
そば処 吉野家	いわゆる「青い吉野家」と言われるお店で、全国的にも30店舗ほどしかない「十割そば」を提供する吉野家。「そば」は旨い十割そばを知る人からするとまぁまぁな感じ。悪くはないけど感動するほどではなく普通。吉野家の牛丼とセットにできること、「全国であまりないレアな吉野家」等の部分に価値を感じれるならアリ。
足柄の森レストラン	オムライスやカレー等を提供する洋風レストラン。お店の雰囲気は木目調でとても良い。肝心の料理の味は、めちゃめちゃまずいわけではないが、なんだか微妙、いまいち美味しくないと感じる人多め。（その中、ローストビーフ丼だけは割と高評価。） ただ、味は我慢できるとしても、接客面での辛辣な意見が多くこの点はよろしくない。「高圧的な態度」「レシートを投げて渡された」等の口コミが定期的にあり、慢性的にサービス面で問題を抱えている可能性が。フードコート混雑時でも空いている事が多く、スペースは広いので「とにかく座りたい時に利用を検討する…」という人も。 足柄SAでメイン的なレストランのはずなので、せめてサービス面は多くの人が満足できるものに改善を期待したいところ。
中華万里	中華料理の定食系メニューを提供するお店。決して美味しいとは思わないが、サービスエリアにしては値段が安い！という声が多数。一部セット品等は「料理がぬるい」という意見があり、レンジ調理してる？と疑う人も。 ボリュームと安さの評価は高いので、あまり味にうるさくないなら利用しても良さそう。

 

富士朝霧高原 富士ミルクランド

食事系グルメはやや微妙なお店もありましたが… 、足柄SAでは食べ歩きデザートなら、なかなか良い感じのお店があります。それが富士ミルクランドさんが作る「あさぎりミルク（ミルクジェラート）」です。

サービスエリアと言えばソフトクリームが定番ですが、こちらはサービスエリアではちょっと珍しいジェラートがメイン。

「富士ミルクランド」は、富士山朝霧高原にある施設。牛の乳搾り体験や乗馬体験などの動物とのふれあいの他、バター作り、バームクーヘン作りなどの体験もできる総合レジャー施設です。

ここのジェラート工房で作られた人気の手作りジェラートと同じものが足柄SAでも食べれます。

「あさぎりミルク ジェラート」は、朝霧高原の新鮮な牛乳から作られるそうで、口の中に入れるとふわっと溶けて生乳の新鮮な香りがいっぱいに広がります。ソフトクリーム以上に口溶けが良いので、濃厚なミルク感を感じつつも、さっぱりと食べれるのが魅力です。

冒頭付近で紹介したように、足柄SA上り線でも牧場ミルクを使ったソフトクリームがあります。ソフトを販売する「いでぼく」さんも、牧場現地ではソフトクリームよりジェラートの方が人気ですが、サービスエリアではソフトの販売しかありません。

（両店とも、ソフトよりジェラート推しなのは…ジェラートの方がミルクの新鮮さを感じてもらいやすいから？）

いずれにせよ、上り線ではジェラートは食べれない（置いてない）ので、そんな意味でも「あさぎりミルク（ミルクジェラート）」はおすすめできます。

おすすめお土産

丸中わさび店の「山そだち」

上り線と同じく、地元静岡、神奈川、山梨と3県のお土産品が揃うEXPASA足柄下り線。

たくさんのお土産品がある中で、昔からあるお菓子でありながら「これは、珍しい！」と思えるユニークなお菓子系お土産があります。

それが、丸中わさび店さんが作る「山そだち」という最中。

そもそも静岡県は、わさび栽培発祥の原点ともされる「有東木わさび」等を有する、全国的にも有名なわさび産地。丸中わさびさんは富士山のふもと小山町にあるお店で、富士山の湧き水で育つ、高品質なわさびを使用した酢漬けやお菓子を販売されています。

そんなお店の看板メニューが「山そだち」という最中。こちら、わさびの形をした特長的なフォルムの最中ですが、その中身の白あんにも丁寧にすりおろした生わさびを使用。

「わさび+あんこ」という組み合わせが珍しく、ただ奇をてらったものではなくて、優しい甘さの奥に、わさびのピリッとした辛味が良くマッチ！地元のお茶請けとして人気の他、各種メディアでも何度も取り上げられています。

（「丸中わさび」さんによると、冷蔵庫で冷やした方が香りも引き立ち、より美味しくなるとの事。）

足柄では、旅行サイトじゃらんとNEXCO西日本が共同選定した「プレみや」にも指定。「山そだち」を買えるのは足柄サービスエリアのみもため、SA限定のお土産品を選びたい時にもおすすめです。

スタバの限定タンブラー

続いてのおすすめお土産が、スターバックスで買える限定タンブラーです。こちらは足柄SA限定というわけではないのですが、 実際に買えるスタバは限られてくるためおすすめ品に。

シルバーの普段使いしやすそうなデザインに、幾何学模様でオシャレに富士山のイラストがプリントされてるタンブラー。

このタンブラーをゲットできるのは、静岡県と山梨県だけで、さらに「富士山が見える場所でしか販売されない」という条件もついています。

サービスエリアで購入できるのも、当然この条件が適用されるので販売店は限定。東名高速で買えるのは、ここの足柄SAの下り線と上り線。富士川SAは下り線のみ。上下線共通の富士川SAの3箇所だけとなっています。

注目スポット

足柄浪漫館

足柄SA下り線は上り線と同じ「時之栖」が手掛ける温浴施設があるのが特徴。上り線のような宿泊施設はありませんが、足柄浪漫館というやや広めな日帰り湯＆足湯施設があります。

足柄浪漫館内は「足柄湯」「足湯カフェ」「金太郎ラウンジ」の3箇所に分かれていて、一部「セットのプラン」はあるものの、基本的にはそれぞれが独立した別々の料金設定に。
（例えば、スーパー銭湯等で、岩盤浴は別料金… のような感じ。）

「足湯カフェ」「金太郎ラウンジ」に関しては、どちらも足湯があり、場所的にも両隣にある施設ですが、微妙にやれる事が違います。

…という事で、それぞれのプランと内容を簡単にご紹介↓

『足湯カフェ』

その名前のとおり、カフェ+足湯ができる場所です。500円前後のドリンクを注文すると、それぞれの席で足湯が楽しめるようになっています。
（タオルは持参、もしくは売店で購入）

ドクタートトと呼ばれる「ドクターフィッシュ」のいる水槽もあり、こちらもドリンク注文だけで体験可能。奥には漫画コーナーもあり、もちろん自由に利用してOK。

あと、カレー、パスタ、ラーメンなどの軽食も用意してあり、「ご飯を食べながら足湯もできる」のも魅力。（ただし、ご飯のクオリティはレトルト系っぽいようで、そこそこ。）

 

『金太郎ラウンジ』

足湯+ちょっとした休憩ができるラウンジです。『足湯カフェ』はドリンクや料理注文が足湯の利用条件でしたが、こちらのラウンジは、時間課金制で10分ごとに100円という料金設定。

時間制の「あしらくパック」では1時間610円。2時間利用で720円。足湯利用代の他、貸しタオルとドリンクバーもセットになっていて、時間課金制よりお得な設定のため、どちらかというと、このプランが金太郎ラウンジ利用の基本設定と言えそうです。

設備的には入り口から入ってすぐがこんな感じ↓

足湯カフェにもあったドクタートト（ドクターフィッシュの水槽）がある他、足湯も数箇所あります。

さらに左奥には、ソファーや漫画コーナーになっていて、ちょっとした仮眠などもできるようになっています。ドリンクバーは手前に見えるやつで、ファミレスや漫画喫茶で見かけるタイプと一緒。

足湯カフェは、ドリンク1杯500円程で足湯利用できるけどタオルは別料金。

ラウンジの方は、1時間600円でドリンクバーが付きつつ、貸しタオルなどもセットになっている…と、それぞれの設備で少しだけで出来ること、料金が違っています。

 

『あしがら湯』

こちらはシンプルに日帰り利用ができるお風呂。

料金は大人680円（土日祝は710円）、子供は340円（土日祝は350円）で、繁忙期になるとさらに値上がり。ただ、この料金はレンタルタオル（フェイスタオル）もセットでの料金なので、サービスエリア内にあるお風呂と考えると… なかなか良心的な値段設定と言えそう。

入浴は3時間まで。それ以上になると追加料金が発生しますが、「朝までパック（1500円）」にすれば、10時〜翌朝8時まで利用可能になり… さらに、金太郎ラウンジ＆ドリンクバー利用OK、毛布もセットになるようです。

上り線のような宿泊施設ではないので、ちゃんとした睡眠を取るのは難しそうですが、仮眠や休憩程度であれば重宝しそうなプラン。

続いて肝心のお風呂について。

お風呂の広さは上り線と比べると広めで、内湯と半露天風呂に分かれている他、サウナや水風呂もあります。（サウナ温度は高め。冷水は流しっぱなしで良好。ただ、サウナに入れる人数は2〜3人と少ないのが難点。）

広めとはいっても、上り線の狭いお風呂と比べると広い… という程度なので、過剰な期待は禁物。

利用者は、上り線と同じくトラックの長距離ドライバーさんが多いようなので、時間帯によっては 「ちょっと、いかつい感じの方々とご入浴…」となるかもしれません。
（それもまた、思い出のひとつなのですが…）

ドッグラン

足柄サービスエリア下りには、上り線と同じくドッグランがあるのですが、愛犬家にとっては重要な違い（足柄下りならではのメリット）があります。

それは「小型犬専用のドッグランがある」という事。 足柄SA下りのドッグランは小型犬用と全犬種用の2箇所あり、それぞれの場所も完全に離れている場所にあります。
（なので、ワンちゃん同士が柵越しに刺激し合う事もない。）

まず、小型犬用のドッグランは足柄SAの建物のすぐ裏手側に存在↓

人工芝のキレイな作りで、人も休憩できるように屋根付きのベンチがと椅子があるのも魅力。水飲み場、排泄物のゴミ箱、シャワーなども完備しています。

こちらは全犬種用のドッグランで、サービスエリアの建物から少し遊歩道を歩いた先、ぷらっとパークの駐車場が近い箇所にあります。
（遊歩道にもワンちゃんとの散歩が楽しめる、ちょっとした仕掛けが…）

広さ的にはこちらの「全犬種用」の方がやや広め。地面は同じく人工芝が敷かれており清潔。水飲み場等のその他施設も小型犬側と同様にちゃんとしてます。

全犬種用とありますが、小型犬用ドッグランがあるためか、実質的にはこちら側が、大型犬用のドッグランになっているみたい。

東名高速道路には、他にもいくつかドッグランがありますが、色々と調べてみた結果…恐らく、小型犬と大型犬が分かれている所は足柄SA下りのみなはずです。

特に、小型犬を飼っている人にとっては、「意地悪な大型犬」等からのいたずらもなく、それを放置する飼い主にイライラする事もないので、安心して利用できる貴重なドッグランになるはずです。

その他 施設

その他施設としては、EV急速充電スタンドが2基設置。

また、ぷらっとパークが設置されているので、一般道路からも利用できるサービスエリアなのですが、一般道路側の駐車場も60台近く停めれるようになっていて、かなり規模が広いです。

この駐車場側から、先程紹介した全犬種用のドッグランがすぐそこにあるので、地元の人がドッグランを利用する事も多い様子。

また、足柄SA下りは上り線と同じくスマートIC設定箇所でもあります。車に乗っての一般道路と高速道路の出入りが可能。

まず、スマートICの出口はサービスエリアの入り口側にあります↓

このように、駐車場に入る前に完全に分岐するため、サービスエリア利用後にスマートICから出る事はできません。 サービスエリアを利用したい場合は、いったんスマートIC出口から出て、ぷらっとパークまで移動すれば利用可能です。

ぷらっとパーク側の駐車台数も他のSAと比べて広大（60台停めれる）なので、例えば「富士スピードウェイでレース等のイベントがあった後」など…、 何か特別な事がない限りは普通に停めれるはず。

今度は逆にスマートIC入口から入って、サービスエリアを利用したいという時。

スマートIC入口から進入後、最終的にはサービスエリアの出口側付近で合流するのですが、足柄SA下りは、いったんサービスエリアの入口付近を経由後、建物裏手を抜けて出口付近で合流… という、ちょっと特殊な進み方をします。

そのため、スマートIC入口から進入後、ついついサービスエリアを利用したくて駐車場が見え始める付近で右折したくなりますが、これは禁止。

右折禁止の看板が出ていますが、夜間は見落としがちなので、間違って駐車場側に入らないようにしましょう。

では、駐車できないのか？というと…奥に進めば、サービスエリア出口付近に13台だけ駐車できるようになっていて、スマートIC入り口から入った後にサービスエリアを利用したい場合の「正規ルート」はこっちです。

上の画像。右斜め前方にちょっとだけ見えるのが、その13台分の駐車場です。ただ、大型車5台分と兼用（大型車駐車場を真ん中から半分に分けてる）なので、 トラックの駐車台数によっては、もっと少なくなっている可能性もあります。

ですので、スマートIC入り口から入る時に足柄SA下りを利用したい時にも、外の「ぷらっとパーク」に停めてからサービスエリアを利用し、用事が終わった後でスマートIC入口より高速を利用する方がより確実です。