豊田上郷サービスエリア（上り下り）おすすめグルメ＆お土産

東名高速道路「豊田上郷サービスエリア」の、ここならではの美味しいグルメ、お土産、おすすめスポット等の情報を、上り線＆下り線それぞれに分けて紹介していきます。

 

豊田上郷サービスエリア 上り線（東京IC方面）

おすすめグルメ

「名古屋めし」が一同に揃っている豊田上郷サービスエリア。 特にフードコート内に名古屋の定番ご当地グルメが集合しています。

きしめん平川（フードコート）

まず「きしめん 平川」さんは、その名前のとおりきしめん専門のお店。 太めでモチモチの麺と、ややあっさり味の出汁が平川きしめの特徴。名古屋駅で食べるのよりも美味しい！ のどごしも良くて好き！と、実際に食べた人の口コミも高評価。

シンプルなきしめんは580円で販売されている他、 きしめんと丼ぶりがセットになった味噌カツ丼 定食、どて丼定食 のような2種類の名古屋めしが楽しめる定食もあります。こちらもお値段は1,000円程度とサービスエリアで提供されるご当地グルメとしては良心的な値段設定。

上郷ローストビーフ＆スパイシーカレー「キッチン杏」（フードコート）

こちらは地元の八丁味噌を使用したソースを使ったローストビーフ丼と、スパイシー＆コクのあるカレーを販売しているお店。リピーターが多数の人気料理が「どてたまカレー」で、ライスを真ん中にして半分がカレー、もう半分に土手煮が盛り付けてあるメニューです。

カレーの辛さ→どての甘さ を行き来するように楽しめる料理で、 辛さと甘さの往復がクセになる味わい。「また、どてたま を頼んでしまった…」と思わず注文してしまうリピーターさん多め。

まぜそば・台湾ラーメン「陳林」（フードコート）

「台湾」という名前がついてるものの、もとの生まれは名古屋生まれな台湾ラーメン。 もともとは、名古屋市の台湾料理店「味仙（みせん）」の賄い料理だったメニューですが、濃い味好きな名古屋県民にウケてご当地グルメとなっていた人気のメニューです。

そんな台湾ラーメンを提供しているお店が「陳林」さん。 実際に味仙の台湾ラーメンを食べて事がある人はよく知っての通り… 本家は超激辛な料理ですが、「陳林」の台湾ラーメンは味仙に比べてやや辛味を抑えた作りで食べやすい感じ。

あまり辛いものは得意ではないけど、一度ぐらいは名古屋名物の台湾ラーメンに挑戦してみたい！という時におすすめ。

うお坐食堂（レストラン）

こちらは座ったまま注文できる豊田上郷のレストラン。 「海老天ひつまぶし 」や、「味噌煮込みきしめん」等の名古屋を感じさせるメニューに注目しがちですが、こちらのおすすめは 焼き魚や煮魚などのシンプルな定食メニューが口コミ高評価！

特にランチはおかわり自由になっていて、「普通の焼き魚定食が旨い！」などと評判でした。ちなみに「海老天」も一般的な海老天よりかなりサイズ大きめで、かなりコストパフォーマンス高め。

美河フランク（テイクアウト）

食べ歩きグルメとしておすすめなのが外の露天で販売されている「美河フランク」です。

こちら豊田上郷SAから南にある市「豊川市」にある会社「三河ハム」さんが出店している店舗で販売されるフランクで、その特徴は圧倒的なジューシーさ。

パリッとした皮と滝のように溢れ出る肉汁はもちろん、1本づつ炭火を使って丁寧に香ばしく焼かれていて、その美味しさのあまり、このフランク目当てでわざわざ豊田上郷SAを訪れる人もいるほど。

「三河ハム」は、主に道の駅やサービスエリアに出店していますが、高速道路で販売しているのは、ここ豊田上郷SA上り線と恵那峡SA下り線のみ。恵那峡に関しては土日祝限定の販売なので、 高速道路でいつでも絶品フランクが食べれるのは豊田上郷上り線のみ…となっています。

おすすめお土産

2017年に上郷町市場としてリニューアルオープンしたお土産品売り場はこの界隈のSA/PAの売り場としても最大級。これだけの規模がありながら、しかも24時間営業というのが特長的です。

広大なお土産品売り場は、名古屋定番のお土産が勢揃い。「手羽先」「八丁味噌」「きしめん」のような食品系から、「しるこサンド」「ういろ」等のお菓子系お土産などなど… 名古屋で目にするお土産品はほぼ全て揃っています。

伊勢名物の「赤福餅」も販売していて、愛知県エリア内で赤福を買える最後のサービスエリアとなっているので、もし買い忘れてしまってる場合はラストチャンス。 （賞味期限は1日だけなので要注意）

近隣の土地ならではのお土産品を買いたい時におすすめなのが藤田屋の「大あんまき」です。

大あんまきは、豊田上郷サービスエリアがある豊田市のお隣、知立市（ちりゅうし）の名産品で、どら焼き風の生地であんをぐるりと巻いたお菓子です。ただ、どら焼きの生地と比べるとずっしりと重めでもちもちとした食感が特徴。

運転休憩がてら甘いものが欲しくなった人がよく買っていく他、 上郷に寄ったら必ず買って帰る！と、これ目的で立ち寄り人も多いようです。 ちなみに、「 大あんまき」は 下り線では販売しておらず、上郷SA上り限定。…上り線でしか買えないという意味でも、ここならではのお土産品と言えそうですね。

注目スポット

数々の飲食店やお土産品を揃える豊田上郷SAですが、それ以外のスポットとしてドッグラン等も併設しています。

大型犬と小型犬の区別はありませんが、棚でしっかりと区切られていて 長距離ドライブ中のワンちゃんのストレス発散になりそう。

もっとキレイに整備されたドッグランがいい！という時は、かなり進んで富士川SAまで行くと人工芝タイプのキレイなドッグランがあります。（足柄SAにもドッグランがありますが、広さはあるもののさほどキレイではありません。）

他設備としては、「EV急速充電スタンド」が1台設置。 ぷらっとパーク併設のため一般道からの利用も可能です。

また豊田上郷サービスエリアは、スマートIC設置スポット。サービスエリアから車での一般道との行き来ができます。

スマートICの出入り口は、上郷SA上り線に進入する道路の手前側に設置されていて、スマートICから一般道に出る場合、スマートIC出口はサービスエリア進入路少し手前で完全に分岐しているので、サービスエリアを利用する事はできません。

ただ、一般道路からスマートIC入り口経由で高速側に入る場合、入って目の前がサービスエリアの駐車場になっているため、このルートであれば上郷SAの利用が可能です。

 

豊田上郷サービスエリア 下り線（名古屋/小牧IC方面）

おすすめグルメ

上り線と同じく下り線でも名古屋グルメを揃えたラインナップ。ただ、下り線の方が飲食店のラインナップとしてはスッキリしてる印象で、 「味噌カツ定食」「とんてき定食」等が食べれる定食系。きしめんやそば等の和食系麺類。 台湾ラーメン等の中華系麺類の３つに別れたフードコートといった感じ。

上り線と比べると「絶対にここのご飯が美味しい！」というものがあるというより、どちらかというと全部が無難に美味しい！という感想を持つ人が多め。

家族で食べたいものが分かれそう…　という時に利用しやすそうなフードコートです。

…と、

上り線に比べてあっさりめの説明では？ と思ってしまいがちですが、実は豊田上郷下り線には、ここならではの超人気グルメが存在しています。それがこちらのカレーパンです↓

こちら、ただのカレーパンではなく、中に半熟卵も入った「半熟玉子のカレーパン」という商品。

サービスエリアのパンと言えば、海老名サービスエリアのメロンパン等が有名所ですが、関東地方のサービスエリアで有名なパンが海老名SAのメロンパンだとすると…

中部地方のサービスエリアで絶対に買うべきパンが、こちら上郷下りの半熟玉子のカレーパン！と、知る人ぞ知る名物パンとなっています。

過去、色々なメディアでも紹介されていて、その美味しさは、実際にカレーパンを売っている売り場のスタッフさんが自分で購入して持ち帰るほどなのだそう。

カレーが美味しいのはもちろん、「生地も美味しい」のが特徴で、運良く出来たての温かい状態から購入し食べてみると 普通のカレーパンとの違いがよく分かるとのことでした。

おすすめお土産

特筆すべきものはないもの、名古屋定番のお土産品の他、静岡のお土産品も販売しているので、静岡方面からの帰省時に買い忘れがあった時には重宝しそう。

ただ、やっぱり豊田上郷下りで買っておきたいメニューは、おすすめグルメでも紹介した半熟玉子のカレーパンです。

出来たてには負けるものの、購入時には「家で美味しく食べる方法（再加熱する方法）」の案内用紙も一緒に入れてくれるので、 説明どおりの調理すれば ほぼ出来たてと同じクオリティの美味しいカレーパンを自宅で食べる事ができます。

豊田上郷SA下りでは、とにかくカレーパンを買え！です。

注目スポット

しつこいぐらいにカレーパンカレーパン言ってきましたが、設備面で見ると上郷下りならではのスポットがあります。

それが「ファーストラウンジ豊田上郷」です↓

https://firstlounge.co.jp/index.html

いわゆる宿泊施設なのですが、イメージ的にはカプセルホテル以上 ビジネスホテル未満といった感じ。

大きめなスペースを区切るようにして各部屋が作られていて、簡易的な個室ブースの部屋と、やや本格的なカプセルタイプの部屋とに分かれています。

値段帯も安いお部屋で2,500円からとなっていて、少人数で寝泊まりするにはちょうどいい感じ。（ちなみに、カプセルタイプは5歳児以下 添い寝無料）

残念ながら、大浴場などのお風呂はなく、シャワーのみの利用可能。専用ラウンジがあり、こちらでは施設利用者のみ漫画を無料で読み放題などのサービスも。

ビジネスホテルをイメージして泊まると、まわりからの色々な騒音（ドア開け締めやフロント周辺の音など）が聞こえてくるので、神経質な人には不向きですが、「寝れるなら雑魚寝でもOK」という人には、しっかり区切りのある部屋なので快適に過ごせそうです。

ちなみに、1時間だけの利用（500円）というプランもあり、長距離運転で疲れてちょっと仮眠したい時…なんかには、どんな人にもおすすめできる施設となります。

飲食店や「ファーストラウンジ豊田上郷」以外の豊田上郷SA下りの主要施設としては、EV急速充電スタンドを1台設置。また、ぷらっとパークがあるので一般道路からの利用も可能です。

ぷらっとパークに関しては、上り線の駐車場が9台なのに対し、下り線側は23台駐車できるので下り線側の方が広めになっています。

また、上り線と同じく下り線にもスマートICが設置されていて、車での一般道路との往来が可能。スマートICの出入り口はサービスエリアの出口側に集約しています。

そのため、上郷SAを利用した後でスマートIC出口から一般道路に抜けるルートはOK。一般道路からスマートIC入り口経由で入ってきた場合は、本線に合流するルートしかなく、駐車場方面は逆走になるためサビスエリアの利用は不可です。

豊田上郷上り線は入り口側にスマートIC。下り線は出口側のスマートICと、上り線と下り線で設置場所が違っており、ルート次第ではサービスエリアが利用できないので注意して下さい。