蛇口で桃ジュース!？国見SA（上り下り）おすすめグルメ＆お土産

福島県の端っこにある国見サービスエリアで食べれるおすすめグルメや、買っておきたい地元ならではの名産お土産品を紹介する記事です。

果物の産直売り場等も併設されている国見サービスエリアは、東北自動車道の中でもかなり魅力が詰まったスポットですよ！

「国見SA」上り線/ドラマチックエリア（東京 方面）

おすすめグルメ

福島県内のサービスエリアとしては最北端。ほぼ宮城県の県境にある場所とあって、おすすめグルメやお土産品も宮城県内のものが登場するようになります。

宮城と言えば、やっぱり「牛タン」という事で、国見サービスエリアのフードコート内でも美味しい牛タン定食が提供されています。

フードコートの「極上麗たん定食（2,300円）」

極上の名前がつくここちらの定食は、牛タンで一番柔らかく旨味が強いと言われる舌元部分を使用。特製のオリジナル塩ダレに漬け込んで焼き上げられていて、備え付けの南蛮味噌唐辛子、レモン、わさび等で色々と味変できるのが嬉しいポイント。

また付け合せにとろろもついている他、お漬物等もセットになっていて「ご飯のお供」が多すぎるのが問題。圧倒的にご飯が足りなくなってしまうかもしれません。

フードコートの「川俣シャモ丼（1,300円）」

こちらはサービスエリアのある福島県川の名物を使った料理。福島３大地鶏の川俣シャモを自家製のタレに漬け込んでじっくりと煮込んで旨味を引き出したお肉に、地元の土湯温泉の温泉玉子も合わせた贅沢な親子丼です。

しっかりと歯ごたえもありながら、旨味も溢れる川俣シャモの味わいが絶品。さらに、付け合せで自家製の手作り感のある小鉢の他、白石温麺までセットに。

銘柄肉＋おかずも豊富なのに、なぜか値段は1,300円とかなりお手頃で、コスパの高いメニューになっています。

おすすめお土産

農産物直売所 フルーツ直売「くにみだもの」で買う事ができる、新鮮な果物をお土産品にするのがおすすめ。

特に夏場が旬となる桃はシーズン中になるとずらりとサービスエリア内にも並ぶようになり、あかつき、友黄、福あかり、暁星など販売される桃の種類もかなり豊富で、どれを選ぶか迷ってしまうほどです。

たくさん持ち帰れる箱買いができるものの他、キズ有りだけど味に変わりはない、安くてお得に買える桃等も販売されています。

「国見SA」下り線/ドラマチックエリア（青森 方面）

おすすめグルメ

CAMP GRILL 923BASEの「牛タン料理各種」

宮城県にほど近いサービスエリアという事で、上り線と同じく下り線側でも宮城名物の牛タン料理を堪能できるのですが、その提供方法がちょっとユニーク。

CAMP GRILL 923BASEさんの牛タン料理は、その店舗名のイメージぴったりなアウトドラライクなスタイルで牛タン定食を盛り付けているのが特徴。メスティンに牛タンを入れて、シェラカップを取皿代わりに、キャンプ用品を使っているのがユニークです。

お茶碗と汁椀に中サイズの和風皿に牛タンを盛り付けて…というのが、仙台 牛タンの定番スタイルなので、これはなかなか新鮮な感じで良いですね。

たた見た目が奇抜なだけではなく、牛タンそのものは流石 仙台クオリティ。しっかり美味しい本格的な牛タンを堪能できますよ。

写真だけで実物は大した事はないんだろう…と思ってた人が、入れ物からはみ出るぐらいお肉が溢れてて驚いた！等と、実際に食べた人の口コミ評価も高いお店です。

Sweets ｍonmoの「蛇口からももジュース（400円）」

国見サービスエリア下り線を代表する名物グルメであり、名物スポットにもなっているのがこちらの蛇口で飲める桃ジュースです。蛇口をひねって自分で注ぐタイプのジュースで、中身は新鮮な100％桃ジュースがたっぷり。

子供達が楽しめるのはもちろん、大人もこれ目当てで訪れる人も多いのだそう。中身のジュースの材料となる桃は定期的に品種を変えているのだそうで、訪れるたびに違った味わいの桃ジュース楽しめる点も魅力です。

おすすめお土産

宮城よりの福島で県境にある国見サービスエリア下り線は、両県のお土産品が販売されているものの、福島県的には最後のサービスエリアという事で、どちらかという福島土産の方が多め。

色々な福島お土産がある中で、福島県ならではの名物料理がお土産品としておすすめです↓

それがこちらの凍天（しみてん）。福島県では冬の寒い時期に付きたてのお餅をくし形にして冷ましカットしたものを縄で縛ったものを寒い外で凍らせて作る凍み餅と呼ばれる保存食があり、その凍み餅をドーナツ生地で包んで揚げたお菓子が凍天です。

福島駅や郡山駅を中心に販売していた凍天は、テレビで取り上げられた事をきっかけに全国的に有名になりましたが、東日本大震災の影響で製造工場が稼働不能となり再起を図るも倒産。

その後、別の会社がもともとあった商標権や専用機材を取得して、リニューアルオープンした国見サービスエリア下り線でついに凍天が復活した！という経緯があります。

現在販売されている凍天の発売されるきっかけとなった場所が、こちらの下り線というわけです。

サクッとしたドーナツ生地と、中の凍み餅の独特な食感がクセになるお菓子で、その場で食べるのはもちろん、お土産用に買って帰る人も多い人気の商品です。