大津サービスエリア（上り下り）おすすめグルメ＆お土産

大津サービスエリアの上り下り線別で、おすすめのお土産やグルメをまとめました。

 

大津サービスエリア 上り線（名古屋/小牧IC方面）

おすすめグルメ

琵琶湖側にある大津SA上り線は、１階が近江牛を使った本格的なレストラン、２階にフードコートやお土産売り場、551の蓬莱などがある作りです。

レストラン叡山

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まず、1階のレストラン叡山は、一般的なサービスエリア以上の料理を提供してくれつつ、琵琶湖が望める展望も抜群なお店ですが、値段はそこそこお高めです。近江牛を使ったステーキは、3,000〜5,000円ぐらい。地産の食材を使った丼ものやカレー、ハンバーグなどでも最低1,000円以上は超える金額帯です。（カツ丼1,200円、地卵の親子丼1,400円等）

実際の味の評判は良いので「高くて美味しいお店」と分かっていて利用するのは良さそう。また、なかなか琵琶湖まで訪れる機会がない人は、落ち着いた雰囲気の中で美しい琵琶湖の風景を楽しみながら、丁寧に作られた食事を楽しめるので おすすめできるレストランです。

フードコートのおすすめメニュー

もうちょっと手軽に名物っぽい料理を食べたいならこちら。「琵琶湖のサービスエリアにキタ！」というのが分かりやすいド直球な逸品です。

琵琶湖を型どった大盛りご飯のカレーライスで、琵琶湖を連想させるビッグサイズな大きさ。味は意外に大味ではなく、しっかりスパイスの効いた本格派。定期的にリピートする人もいるようで、ただの観光メニューにはなっていません。

そして、もうひとつおすすめしたい ご当地メニューが「琵琶バス丼」。こちら、なんと琵琶湖で捕れるブラックバスで作ったというユニークな丼ぶりです。

琵琶湖と言えば、スポーツフィッシングとしてブラックバス釣りで有名。…ただ、ブラックバスは、有害な外来魚として県から指定されていて、釣った後リリース（再放流）するのを禁止されている魚でもあります。（琵琶湖周辺に外来魚回収ボックスなんてものもあるほど）

そんなブラックバスですが、食用とするには臭みが強く美味しくないとされてきましたが、ここ最近になって「丁寧に下処理すればちゃんと美味しく食べれる！」という事が判明。琵琶湖周辺ではフライにしたバスをバンズで挟んだ「ブラックバス バーガー」なんてものも登場しています。

大津SA内で提供されている「琵琶バス丼」もそんな流れから誕生したメニューで「淡白な白身の魚で美味しい！」「全然クセがなかった」と、実際に食べた人からもなかなかの高評価。

「琵琶湖のサービスエリアに行って、琵琶湖で取れたブラックバスも食べた！」という話のネタにもなりそうなご当地メニューです。

おすすめお土産

サービスエリアで唯一「551の蓬莱」

関西人にとってはさほど珍しくは551の蓬莱ですが、もし関西圏外から来ているなら大津SAはかなりの穴場。551は関西以外では出店せず、しかもサービスエリア内で販売しているのは、唯一こちらの大津SAのみだからです。

街中の店舗と同じく、お店で皮から包んで蒸し上げているので、出来たてのぶたまんをその場で食べれるのはもちろん、チルド品の冷凍豚まんも販売しているので、お土産品として持ち帰る事も可能。保冷バッグなどもしっかり用意されています。

休日に行列ができやすい他、特に年末年始等の帰省時期になると、店舗の外にまで続くほどの大行列になってしまう事もしばしば。

注目スポット

とにかく琵琶湖の展望が良い事で知られる大津SAですが、実は単純に景色が良いという他にも全国的に有名な重要スポットでもあります。

それは「日本で初めて誕生したサービスエリアが大津サービスエリア」だということ。日本初の高速道路は1963年7月に開通した名神高速道路で、その開通に合わせて同年の10月にオープンしたのがここ大津サービスエリアです。

「琵琶湖の景色が抜群に良いこと」「出発の記念になった場所」という事にちなみに、サービスエリアの横には恋人の聖地としてハートのメニュメントが設置。

日本初のサービスエリア＆高速道路の始まりの記念になった場所から、恋人達二人のスタート地点になって欲しい！という意味を込めて建てられているそうです。

 

大津サービスエリア 下り線（兵庫県/西宮IC方面）

おすすめグルメ

大津サービスエリアの上り線側は、ブラックバス丼や琵琶湖カレー等の地元のグルメ他、関西を代表する551の蓬莱などのご当地グルメ系が多かったのに対し…

下り線側は、どちらかというと「家族みんなで食べれるチェーン店舗系」が集中しているという感じ。なので、ここならではの名物グルメは少なめですが、マクドナルドを始め、安心して食べれるお店（ある意味 無難な店舗）が複数店舗あります。

ちなみに、大阪王将で実際に食事をした感想は「ちょっと失敗したかも」と感じてしまいました…

サービスエリアやフードコート内の中華料理として見ると、普通に美味しいのですが、いつも食べてる街中の王将の味をイメージして食べてしまうと、何か物足りないという風に。（中華料理、特有の「がっつきたい気持ち！」にさせてくれない。）

もしかしがら、サービスエリアに合わせてオペレーションや調理方法を変えているのかもしれませんね。今後に期待！

…さて、話を戻して。

ちょっと小腹が空いてる時のおすすめグルメも紹介していおきます。それが、1階にある「大津カレーパン工房」のカレーパンです。

揚げ方＆生地にこだわったパンだそうで、ザクザク系のカレーパン好きな人におすすめ。また「カレーパンとノンアルコールビールをセット」という、高速道路ならではな新たなセットメニューも提案されています。

おすすめお土産

広めの綺麗なショッピングコーナーでは、滋賀県や京都のお土産ものを中心に販売。そして、地元、大津ならではの名物お土産も販売されています。それが「三井寺力餅」です。

小さめサイズのお餅が3つ串に刺さっていて、表面が緑色をしているのが特徴。お餅は求肥で作られていて、かなり柔らかめ、表面の緑色の粉は、青大豆と抹茶入りのきな粉によるもので、柔らかな触感とほんのりとした甘さが美味しい素朴なお菓子です。

大津名物として定番のお土産品となっていて、天皇陛下への献上品にもなっている由緒ある贈答品でもあるそうです。（それでありながら、値段帯もお手頃）

注目スポット

上り線が日本初のサービスエリアとして、ちょっと歴史を感じる建物だったの対し、下り線はかなり今風で綺麗な建物。

2013年に建物を大幅リニューアルし「パヴェリエ びわ湖大津」として生まれ代わっています。3階建ての建物は、サービスエリアでありながらエスカレーターなども完備されていて、さながら街中のショッピングモールのようでもありますね。

また、上り線よりも琵琶湖から離れている場所ではありますが、屋上には展望デッキが設置されていて、こちらから琵琶湖＆比叡山を一望する事が可能↓

さらに、2021年11月からは「ドライバーズコーナー」と呼ばれる新たなエリアを新設。

こちら、コインシャワーやコインランドリー等が設置されている他、誰でも無料で漫画や雑誌が読めるラウンジコーナー（休憩コーナー）も併設されています。

汗を流したりのんびりできる他、ここ専用の飲食コーナーまであり、セルフ方式で「おでん」「唐揚げ」「サラダ」等を自由に組み合わせて、自分好みな定食を作ったりする事も可能。（持ち込みもOK）

お風呂ではありませんが、ちょうどミニスーパー銭湯のようなイメージで、ドライバーに新たな癒やし＆くつろぎ空間を提供しています。